2020/4/5 子連れでも参加できる ヴェーダーンタクラス開催のお知らせ

先日お世話になった神戸の誠也くんのスタジオ・Ashtanga Yoga Kobeにて、

4月5日(日)にMedha Chaitanya先生によるヴェーダーンタクラスを企画させていただきました。

クラスの詳細は、”ヨガとごはん”のnamiさんがまとめてくれています。

こちらをご覧ください。

なぜ、今回このような機会を作らせていただいたかを少し書きたいと思います。

インド・リシケーシュのアシュラムにて。左から2番目がMedha Chaitanya先生。

我々がインドや日本で学び続けているヴェーダーンタの知識。

最近は僕らの周りの仲間たちも積極的に学んでいることから、言葉は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

この教えはインドの伝統的な教えの中で受け継がれている知識。

覚えた言葉の数や読んだ聖典の数で知識の深さを測れるようなものではない知識。

正しい理解、その理解によって生まれる振る舞いや生き方。

正しい理解をせず、受け継がれるものなら、それは全く別の知識となってしまうと私は感じています。

ヴェーダの教えでは、家族を持ち、尚且つ子供を産み育てることはとても大切な役割の一つだと言われます。

子供を産むことが一番大切だということではなく、もし子供を授かったのであれば、それもまた大切な役割ということ。

独身の時、子供がいない夫婦の時期。

それぞれにある役割を学びの理解のもと、過ごしてきました。

そんな我々夫婦にもありがたいことに、昨年長男を授かりました。

子育てを始めて、初めて気づくこと。

それは周りの子育てをしている方と話しているときに想像していたものとは全く違う生活。

ある意味想像のできない生活の連続です。

お母さんたちの言う、時間が無い。
が本当に時間が無いことなんてのも、これも想像の遥か上をいくものでした。

こうして家族と過ごし、小さな田舎の集落で村人と共存していきているだけで、本当にたくさんのことを学び考えさせられる毎日です。

ただ、今までのようにアーサナを練習するためにマットの上に立つ時間や、聖典を学ぶために座る時間、瞑想の時間、お祈りの時間を十分に持てなくなったのは事実。

その時間よりも優先すべき時間が今はあるので、別に出来なくなったことを嘆くこともありません。

先ほど書いたように、ヨーガやヴェーダの教えでは、マットの上や、知識の量で理解の深さを測れるようなものではない。

ただ、たまに聖典に向かって座り学ぶ時間や、チャンティングやプージャの時間をしっかりと持つことへの努力も忘れたくはありません。

そして何より、世の中の子育てをする皆さんが、もしこうした座学の勉強会に参加したくても、参加者の目を気にしたり、落ち着いて座れないことから、きっと皆さん諦めているのではないかと、我々がこの生活をすることで知りました。

学びたくても学べない人がいるのであれば、ぜひ無理なく学べる場を用意したい。

自分の役割を放棄しながら学ぶのではなく、役割の中で学ぶ時間を作る。

そんな方々に気兼ねなく参加していただけるように、先生であるMedha Chaitanya先生やスタジオの誠也くんに協力してもらい開催が決まりました。

小さなお子さんを見てくれるスタッフの方々や、子供を抱っこしながらや授乳しながらクラスを受けられるスペースも用意しております。

オムツを替えるスペースやミルクを作るスペースも。

本来ならば、ちゃんと座り先生の話に耳を傾けることが大切なことではありますが、今回は無理を言ってこのような内容で開催していただけることとなりました。

社会と関わりながら、役割を全うするカルマヨーギーにフォーカスしてお話しいただく予定です。

子育て中の方はもちろん。
そうで無い方も、独身の方もどなたでもご参加いただけます。

我々がインドでも教えていただいているとても素敵な先生です。

ご参加の際には、詳細ページをご確認の上、お申し込みください。

注意事項や費用に関してなどもしっかりとご一読お願いいたします。

それでは神戸でお会いできること楽しみにしております。

Om

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