ナマステ。
みなさま、日本の冬いかがお過ごしでしょうか。
私は相変わらずインドにやってきています。
半分日本、半分インド。
今シーズンもそんなインドでの6ヶ月の生活が2週間前から始まりました。
こんな半々生活も今回で4年目。
それまでも年の約1/3はインドで生活という、何に魅了されているのか、日本のどの土地よりもインドで生活すること、学ぶことを大切に今年もやってくることができました。
そんな今シーズンのインドでは、以前より、いつかできればと思い描いていたインドでのリトリートを来年の2月に開催させていただくこととなりました。
北インドのハリドワールとリシケーシュという聖地に訪れます。(※詳細は下の方で。)
この、インドでのリトリートには、並並ならぬ私の強い想いを込めさせていただきました。
少しだけそんな想いを聞いてもらえたらと思います。
私がこうして毎年やってくるインドには何があるのか、そして何を見てきたのか。
これまで日本でたくさんインドの話をしてきました。
インドで学んだことをたくさんの人に伝えさせてもらってもきました。
できる限り、インドで感じたことをそのままに。
でもやはり、そこでは伝えきれないことももちろんたくさんあるのです。
ここにしかない、音や匂い、ここに住む人やこの土地の空気。
こうしてインドに帰ってくると、やはり帰ってきたなぁという感覚になります。
きっと、目を閉じていてもそこがインドだとわかるような。
なんだか独特な空気感が。
インドでしか聞かない鳥や動物の声。
人の声も、街の騒音も。
朝のひんやりした空気と、そこに響く祈りの歌も。
話で聞く何倍も楽しく、美しい世界がここにはあります。
色々な方からインドにいつかは行ってみたいと、声をかけてもらうこともたくさんありました。
できれば皆さんに来て欲しいと思っていますし、その人にとって必ず一番いいタイミングがやってくるとも思っています。
なぜ、そこまでインドに来て欲しいのか。
ヨーガはどこででもできると、言われるかもしれません。
もちろんどこででもできるとも思います。
ただ、ここでしか知れないこともたくさんあります。
人は体験していないことは、いくら頭で考えても想像できません。
いくら本を読んでも、インド人から話を聞いても、毎日カレーを食べても、インドのことはわかりません。
私はこのインドでしか見ること、触れることのできない世界をより多くのヨーガを学ぶ人に触れてもらいたいと思っています。
もし、旅が好きで、一人であったり仲間たちと来れる方はぜひ、いつかこの地を訪れてみてください。
もし、一人で来ることが不安な方、なかなか一歩が踏み出せなかった方。
もしそんな方がいたら、こうしたリトリートを活用してみてください。
今回のリトリートでなくても、同じ想いで素敵なリトリートを開催している仲間もいます。
汚い、うるさい、怖い。
もちろんそれもインドです。
たくさんあります。
むしろ日本に比べればそんなところばかりかもしれない。
もちろん、気を抜くと危ないことだってたくさんあります。
最後の一歩が踏み出せない気持ちもよく分かります。
私はありがたいことに、インドで長く時間を過ごしてきました。
こうして、誰もが毎年インドに通い続けることができるものではないことも分かっています。
だからこそ、もしそのチャンスが一度しかないかもしれないのならば、その一度のインドでたくさんの体験をしてもらいたい。
一度のインドで、美しく、いいところばかり見れる人もいるかもしれないけれど、
それに触れられず、大嫌いになってしまうことだってあるのがインド。
汚い、うるさい、怖い。その中にある本当の輝きを見ることができぬまま。
今回のリトリートは短い6日間という時間ではありますが、これまで私が見てきたインドという世界のなかで、ぜひ見て、聞いて、感じてもらいたいところを出来る限り詰め込みました。
なぜ、インドに来続け、そしてそこで何を学んでいるのか。
少しでもそんな世界に触れてもらえたら幸いです。
長くヨーガを学んでいる人はきっと、今まで見てきたヨーガのその奥深さに気づくことでしょう。
なぜ、インドがヨーガの聖地と呼ばれるのか。
みんなが身体が柔らかいわけでもなければ、アーサナの練習を日常的にしているわけでもない。
ヨーガ発祥の地だから、ただそういうわけでもない。
それはきっと、インドという文化が今尚、その知識を大切に守り、脈々と受け継ぎ、その知識とともに生きているからなのではないでしょうか。
決して、日本で学ぶヨーガはなんちゃってで、インドのヨーガが本物だ!
などとそんなことが言いたいわけではないし、インドに来なければヨーガの本当の意味が見えないわけでもない。
ただ、ここで伝えられている文化や知識に触れることで、今まで学んできたヨーガがより輝きを増しやすくなるだろうということ。
例えていうならば、何語で書かれているかも分からない絵本を読んでも、その絵本の本当の素晴らしさに気づくことはできません。
たとえ、その本が世界一素晴らしい絵本だと言われていても。
きっと絵本の絵を見て、自分の経験をもとに、なんとなくストーリーを想像し、理解したつもりにはなれるかもしれませんが。
でも、そのなんとなくでは、本当の輝きには出会えないんですね。
この言葉が何を意味しているのかが分からなければ。
僕にとって、ヨーガを学ぶ上でのインドとはそんな元となる言葉に触れられる場所なのかもしれません。
その知識はインドでは文化の中に散りばめられている。
それは、言葉や文字、教えだけではなく、それが、匂いや音、人々の生活、その場の空気に込められていることだってある。
こうした世界観に触れることで、今まで触れていたヨーガが何を伝えようとしているのか、もっとたくさんのことが見えてくるでしょう。
そうゆうことか!と。
どうしても、その世界観を知らずに、今までの経験だけでヨーガを見ればたくさんの勘違いをしてしまうことだってあります。
分からない言葉で書かれた絵本のように。
ヨーガを学ぶ多くの人に。できればヨーガを伝える人にこそ。
そのベースとなる知識をもとに今、目の前にあるヨーガをもう一度見つめてみてもらいたい。
きっと、勘違いしていた内容が少しクリアになって、その本当の輝きに少しずつ気づくことができるでしょう。
今回訪れる、ハリドワールとリシケーシュという土地も、そんな私の伝えたい想いを一番触れてもらうことができる場所だということで選びました。
普段、私はゴアやマイソールという南インドででアーサナの練習に励んでいますが、今回見て、感じてほしいインドは北インド。
アーサナもそうですが、もっと色々なヨーガという知識に触れてみてください。
そうするともっとアーサナも好きになるはず。
インドとヨーガ。
もっともっとなぜこのリトリートに至ったかの話はしたいけれど、この二つがテーマだと話は終わりません。
百聞は一見に如かず。ということわざの通り、続きはインドで。
ぜひ、もっとヨーガの学びを深めたいと思ったら、インドに行くことを願ってみてください。
きっと、その時がやってくるでしょう。
もし、実際インドに来れなかったとしても、きっと願えば、日本でもそれに等しい教えに出会うことができるでしょう。
インドに来れない方に、出来るだけインドの知識を届けられるように、私も日々学び続けたいと思います。
もしリトリートにご興味ある方は、ご連絡お待ちしております。
まだ参加可能です。
リトリートでなくても、インドに興味が湧いた方は、ぜひ気軽にご連絡ください。
私で何かお役に立てることがあれば相談に乗らせてもらいます。
それでは今日も素敵な一日でありますように。
インドより心を込めて。
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North India Retreat Tour 2019
北インド 聖地リシケーシュ&ハリドワールを巡る旅~祈り~
2019年2月23日~28日(5泊6日)
料金 早割 178,200(税込) ※2018年12/31までにお申し込みの方。
通常 194,400(税込)
ガイドティーチャー Doni
ガンジス川の流れる街、リシケーシュとハリドワール。
聖なる川のほとりに静かに佇むアシュラムでインドの文化に触れながら、ヨーガやヴェーダの世界を学ぶ旅。
Doniの師であるRolf Naujokat。
そのRolfの師のうちの一人、Santosh Puriji。
そのSantosh Purijiのアシュラムにてインドリトリートを開催します。
このインドという地で、脈々と受け継がれてきた祈りの文化とその中に生きるヨーガという知識。
インドでしか触れることのできないこの文化を、長年インドで過ごしてきたDoniとともに巡ります。
インドが初めての方でも、安心してリトリートに参加してもらえるよう、リトリート期間中はアシュラムの最寄りの空港からの送迎を含めて、プログラムが組まれております。
英語が苦手な方も、日本語通訳も同行しますので、お気軽にご参加ください。
自由時間などもしっかりあるので、インドの街でお買い物などもお楽しみいただけます。
アシュラムでの食事はSantosh Purijiの娘たちによるアーユルヴェーダに基づいたシンプルな菜食メニューをご用意しております。
サントーシャプリーアシュラムでの生活の他に、ヴェーダの文化や勉強を伝えるスワミダヤーナンダアシュラムへ移動し、ヴェーダの文化でのお寺での祈りや食事の時間も。
インド中から巡礼者が訪れる聖地ハリドワールでの火の儀式アーラティにも訪れてみましょう。
その他、Santosh Purijiの子供たちによるヨーガのクラスやアーユルヴェーダクッキングクラスも。
長年、インドで過ごした中で触れたヨーガという文化。
短いインド滞在の中でも存分に触れていただけるよう、6日間に凝縮しました。
ヨーガを長く学び続けている人も、インドやヨーガが初めての方も、安心して学びを深め、楽しんでもらえる毎日をご用意しております。
日本では触れることのできない、インドの文化。
そこから知るヨーガの生き方。
ぜひ、この機会にインドへ訪れてみて下さい。
きっと、今まで見落として過ごしていた世界に、気づける旅となることでしょう。
世界はいつも輝いている。
美しきインドでお待ちしております。
【定員】
10名
※既にご予約をいただいております。
定員が限られるため、気になる方はお早めにご連絡ください。
ご質問などもお気軽にご連絡ください。
【場所】
Shri Santosh Puri Ashram in Haridwar India
【お問い合わせ・お申し込み】
件名を「North India Retreat 2019 申し込み」として
お名前、メールアドレス、日本で連絡のつく電話番号を明記の上ご連絡ください。
何かご質問がある方は併せてご質問ください。
リトリートの詳細は、お申し込みのご連絡いただいた方に追ってご連絡いたします。
詳細はこちら↓↓