ナマステ。 僕はインドのゴア州に住む、Rolf氏とMarci氏に師事し、長年練習をしています。 僕は彼らからAshtanga Yogaを学んでいますが、Goa styleというものは学んでおりません。 Mysore styleの練習をしています。 僕はゴアで練習していますが、Goa styleではない。 なので、残念ながら僕にGoa styleが何かと聞かれてもちょっとお答えはできないです。
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地球は先祖から受け継いでいるのではない、子どもたちから借りたものだ。
先日は、Ashtanga Yoga Kobeの誠也先生主催によるオンラインクラスにて、「食」について1時間半お話をさせていただきました。 ヨーガに出会う前から、食について考えるようになり、いつからか食や環境についてを軸として生きるようになりました。 そこから、ヨーガという生き方を学び、僕の伝えたい想いはヨーガというツールを通して、伝えるようになりました。 今回のオンラインクラスはそんな今までの想いを、様々な土地の人やライフスタイルの方に聞いていただけて、僕自身とても楽しませてもらいました。 「食」と一言で言えど、そこには様々な角度からの考え方があります。 何が正しくて、何が間違いということは何一つなく、 ただ、僕がお伝えしたいことは、知っているか、知らないか、というただそれだけだと思っています。 知らないことは、何を考えていいかも分からないですし、知っていれば、いくらでも考えることができます。 知っていて、考えないのも自由。知ったからこそ、考え行動できることへと繋がる。 僕の好きなネイティブアメリカンの言葉があります。 それは 「地球は先祖から受け継いでいるのではない、子どもたちから借りたものだ。」 食と環境は切っても切り離せない関係であり、環境と生物も切っては切り離せない関係だと思っています。 僕らの手で、これからの子供たちから何かを奪うようなことはしたくはありませんね。 今回のオンラインクラスの動画は、本来であればAshtanga Yoga Kobeのコミュニティ向けの配信でしたが、 主催の誠也先生とその後話をし、どなたでも見ることができるように公開してみようという形になりました。 ぜひ興味があれば、見てみてください。(いつ公開かは誠也先生次第!) そして、ありがたいことに、もっともっと話を聞いてみたいという多くの声をいただいたようで、定期的に「食」についてのお話を開催することになりそうです。 僕が伝えられる範囲のことですが、また色々お話しできることを楽しみにしております。 ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。
なぜ、大工の見習いになったのか
ナマステ。 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 前回の記事ではまた明日と書いておきながら、年を越してしまいました。 前回の記事でも書いたように、長きに渡り構想していましたヨガリトリート村を少しずつお伝えしていければと思っております。 なぜ、大工の見習いを始めたかというところですが、簡単に言えば、自分で建物を建てたいからです。 いえ、建てなければならないからです。 田舎に住み始めて、DIYは必須能力。 自分で家をいじれなければ、なかなか古民家での生活は大変です。 少しずつ直し続けた結果、我が家もだいぶ快適になりました。 全く工具に触れたことがない状態から、2年。それなりに思い描いたことが、一応形にはなるようになったのではないかなと。 アシュタンガでいえば、気持ちはアルダバッダパドモッターナーサナあたり。 知らんけど。 子供の頃は工作やプラモデルが好きでしたし、きっと気持ちは同じなのでしょう。家を建てたい。ただそれだけ。 いつになっても、どんなものでも、できることが増えることは嬉しいものですね。 あとは、自分で建てなければ村は作れない。ということ。 今回、リトリート村を作ろうとしている候補地は川沿いの何もない広大な敷地。 伸び切った草を刈り、山から水を引き、土地を整備して、建物を建てる。 この土地に理想の空間を作るにはとてつもない費用や労力がかかることでしょう。 僕にそんな資金はありません。 でも労力や手間はなんとかなります。 なのでその分、自分でどうにかするしかないわけです。 そうなれば、自分で家を建てるしかない。↓僕は素人で、つい最近DIYを覚えたばかり。↓ならば、修行するしかない。↓大工の見習いになる。 ということで、ヨガをもっと理想の環境で伝えるために、大工の見習いになったわけです。 ものすごい遠回りのようで、僕の頭の中では真面目に一番の近道であり、長い村生活を考えたら、今やっておかなければならない学びだと本気で思っているわけでして。 話せば、正直もっとたくさんの想いがあるのですが、継続してこうしてブログを続けるために、簡単に書き記していきたいと思います。 思いを全部書いていたら、次の記事はまた数ヶ月後になってしまう。 とりあえず、言いたいことは、 男ならば、家くらい建てられる男でありたい。 そういうことです。 では、また村の構想は次回。 素敵な一年にしましょう。 Om
ヨガリトリート村をつくります
ナマステ。 本日は長年あたために、あたためておりました、ヨガリトリート村につきまして少しお話ししたいと思います。 ぜひ、みなさんにご一読いただければ幸いです。 そして、一緒にゼロからヨガの村を作るという過程を楽しみ、応援していただければと思っております。 Instagram(doni_om)で僕をフォローしてくれている方達は、ストーリーズを見て、ドニはヨガをやめて大工になったのでは。と思う人もいるのではないのかと。 Instagramをフォローされていない方へ少し説明をすると、先月から僕は知り合いの大工さんに弟子入りしまして、見習いをさせてもらっているわけです。 このコロナの状況になり、3月の段階で基本的には年内のクラススケジュールは中止とさせていただきました。 いつもならば、家にいる時間の方が少ないですが、ゆっくり家にいれた2020年でしたので、まだまだ山奥の暮らしでは整えなければならないことだらけですし、家の改装やDIY、畑仕事に村仕事。 自然とともに生きる生活だからこそ、そんな仕事ときっちり向き合えた良い時間でした。 そもそも僕が約8年、人の家を転々とした生活から、この土地に住まいを構えることを決めたのは、兼ねてより思い描いていたリトリート空間を実現するにはここしかない!と思ったからです。 それが2017年のこと。 2018年にこの土地に移住し(まだその時も人の家に借り住まいでしたが)、少しずつこの土地のことを学びながら何ができるのかとゆっくり模索していました。 ご存知の方も多いとは思いますが、僕は自然が好きです。大好きです。そして、この自然の全てに敬意を持ち、日常を生活をしています。 そんな自然を敬い、守る続ける気持ちを少しでも多くの方へ伝えることができればと、ヨーガというツールを通して色々伝えさせてもらってきました。 そんな想いを画面越しでは僕は伝える術が見出せなかったので、今年は大人しくヨーガのクラスをせず自然とともに生活することを選んだのです。 こうした時間を日本で過ごせることは、これからどれだけあるのだろうか。 もっともっと学びたいことが山ほどあるのだから、今しかない!これを機にしっかり学ばさせてもらおう。 そんな経緯で僕は今、大工見習いになったのです。 さてさて、ではなぜ大工仕事を学びたかったのか。 一気に書き終えたかったですが、このリトリート村への想いはそう簡単に書き綴れるものではなさそうなので、何回かに分けて書きたいと思います。 それはまた明日にでも。
高野山リトリート開催のお知らせ
皆さんこんにちは。 これからの活動について現在決まっていることだけですがお知らせしたいと思います。 スケジュールに関してはこちらのスケジュールページにも随時更新しておりますが、今年度は基本的には中止が続きそうです。 安全に開催できそうなものに関しては開催していくつもりです。 そして、毎年お世話になっていた徳島でのマイソールクラスは会場提供をしてくださっていた ”とよとみ珈琲”さんが、新たな形でコーヒーを提供してくれることになるため、大改装を予定しており会場が使用できなくなりました。 そのため、来年以降も徳島でのマイソールクラスはしばらく開催の予定はありません。 残念ではありますが、またどこかでお会いできることを楽しみにしております。 そして今年は来月7月の高野山でのリトリートは開催に向けて少しずつ準備が始まりました。 安全を考慮し、少人数制にはなりそうですが、他でのクラスが開催できない分、お伝えしたい想いをこの3日間に詰め込みたいと思います。 リトリートの詳細は近々お知らせできると思います。 もしご希望の方は日程だけでも空けておいてください。 自然と祈りに包まれた高野山でお待ちしております。 高野山リトリート2020 日時:7月24日~26日 主催:Biotope Yoga studio (http://biotope-yoga.com)
オンラインクラスに関して
1ヶ月半ほど前のことでしょうか。 Instagramのストーリーズでオンラインクラス開催について質問をさせてもらいました。 外出がしにくくなっていた時期でもあり、少しでも家にいる時間を有意義に過ごしてもらえるならと、僕自身も開催に向けて前向きに検討していました。 それ以来、今日までずっとどのような形での開催が一番伝えたいメッセージを伝えられるのかと考え続けたのですが、結果、オンラインでは僕の伝えたい想いを伝える術が見つからず開催について一度考えることをやめることにしました。 これはオンラインクラスに否定的なものではなく、僕にはどうしてもうまく活用できないという理由です。 この記事の最後にはぜひとも受けてもらいたい、仲間たちのオンラインクラスをリストアップしてみました。 僕はオンラインでのクラスはできませんが、ぜひ新たにヨーガを学びたい方も、今まで学んでいた方も全国・全世界中でクラスが今はオンラインで開催されているので、この機会に気になる方は受けてみてはいかがでしょう? ご存知の通り僕は、山の中で静かに野菜を育て、木を切り火をおこして、川や鳥の声を聞きながらゆっくりのようで毎日朝から晩まで途轍もない肉体労働の日々を過ごしています。 この時代にこの生活を望み、いわゆるとても不便な生活を毎日送っています。 ただ、ここでの生活は全てが学びです。 季節とともに陽の光は変わり、咲いている花も、飛んでいる鳥も、働く虫もそれぞれが季節の変化を教えてくれる。 ただこれは都会にいてもどこにいても同じです。 こうした自然豊かな土地よりかは確かに分かりづらいかもしれませんが、間違いなくその変化は僕らに大きな気づきを与えてくれることでしょう。 インド北部の土地から200キロ先のヒマラヤが数十年ぶりに見えたと言います。 ガンジス川も川底が見えるほど綺麗になったと言います。 世界各地で地球が喜んでいるというニュースを聞きます。 都会に住んでいる人はこんな時だからこそ、家の窓からそんな変化をゆっくり観察する時間があったらいいなぁと思ってしまうのです。 朝日がいつもより澄んで見えるかもしれない。見たことのない虫が遊びにやってくるかもしれない。心なしか鳥はいつもより楽しそうに歌っているかもしれない。 こんな時だからこそ、ネットでつながりを確認し合うのもいいことでしょう。 ただ、僕からのメッセージはやはりいつも自然とのつながりを感じてもらいたくて。 こんなに地球が穏やかな時はもうやってこないかもしれない。 そんな朝を目を閉じてゆっくり30分でも1時間でも座るなんてこれから先できるかどうか分からない。 こんな時代にあえて、こんな田舎暮らしをしているかのように、 こんな時だからこそ、パソコンや携帯の画面でない近年稀に見る地球の状態を感じて欲しい。 どこの土地であろうと、1年前の今日より、今年の方が地球は喜んでいると思います。 この時間に勝るクラスを僕は考えつくことはできませんでした。ですので、僕はオンラインクラスはできそうにありません。 楽しみにしています。と連絡を下さったみなさま失礼いたしました。 ただ、そんなオンラインを使って仲間達が彼らそれぞれの伝えたいメッセージを存分に伝えてくれているクラスもあります。 ですので、自宅でヨーガを学びたい方。ぜひ彼らのクラスに参加してみてはいかがでしょう。 とても素敵な先生方です。 初めての人でも温かく迎え入れてくれるでしょう。 オンラインをうまく使いこなす彼らをちょっとずつ見習っていきます! ●Ashtanga Yoga Kobehttps://ashtangayoga-kobe.com 初めての人でも参加しやすい「朝ヨガせーや」を開催中。彼(誠也先生)には何も気をつかうことはないので、かつての友人を訪ねるかのうように、気軽にドアを開けてみてください。もちろんマイソールクラスも開催中。 ●Ashtanga Yoga Kyotohttps://www.aykyo.com ●Ashtanga Yoga Nagoyahttps://www.ayngo.org 普段からAshtanga yogaを練習している方はこの機会に京都の佳吾先生と名古屋の恭平先生のクラスに参加してみてはいかがでしょう?世界中の練習生が集まるインドマイソールでも際立つ練習をするこの2人。日本にこんな2人の先生がいることは日本人は恵まれていますね。ビギナークラスもあるはずなので、まずは連絡してみてください。 ●Mysore Fukuokahttp://mysorefukuoka.jp Yogaはもちろん、生き方全てで強いメッセージを伝えてくれる紫穂先生。話を聞くだけでもたくさんの気づきを与えてくれることでしょう。指導も、生き方も素敵でcuteな先生に朝からみっちり教えてもらってみてください。 そして、座学のクラスは私の先生でもある方々が以前からオンラインでクラスをされています。ぜひこの機会に、インドで受け継がれる知識に触れてみてはいかがでしょう。 ちょっととっつきにくく感じられるかもしれませんが、もし興味があるのなら最初は話を聞くだけで特には深く考えようとはせず参加してみてください。 ●パラヴィッデャーケンドラムhttp://www.para-vidya.com ●Medha Michika先生http://medhamichika.blogspot.com
2020/4/5 ヴェーダーンタ勉強会中止のお知らせ
4/5に予定しておりました、Medha Chaitanya先生による神戸でのヴェーダーンタ勉強会は、ウィルス感染拡大を考慮して中止とさせていただくこととなりました。 主催した私自身も楽しみにしておりましたが、あえてこの時期に子供が集まるクラスを開催することは万が一に備えて自粛する方が正しいかと思い決断いたしました。 クラス参加を予定して下さった皆様には申し訳ありませんが、この勉強はいつになっても変わることがありませんので、また落ち着いて学べるときにまた開催できればと思っております。 一早い収束を願っております。 皆様もお身体にはくれぐれもご自愛ください。
Ashtanga Yoga KobeでのWSを終えて
先日の神戸でのWSについて。そして僕について。を同志誠也くんがブログにしてくれていました。 とても良く書いてくれているので是非呼んでください。笑 https://ashtangayoga-kobe.com/archives/2822 同じ時期にインドに通い始め、インドの同じ敷地で長く生活を共にし、 まだヨーガのことを全然知らない時から、お互いの想いや夢を語り合う数少ない同志の一人。 誰かいい先生は知らないか?と聞かれれば誠也くんの名前はいつも上げる。 名前の通り、誠実なり。 関西の人たちは彼にも一度会った方がいい。 愉快な仲間がたくさんいてアシュタンガヨガは面白いね。 彼のブログの後半にも出てくるけど、もう少ししたら、淡路島リトリートの詳細もアップしますね。 お楽しみに。
言うは易く行うは難し
この徳島県の山奥の小さな集落に住み始めてそろそろ1年になろうとしています。 ここは携帯の電波もなく、住人も我々を含めて15人。 僕ら2家族の移住者5人を除く、地元の人は70代1人、80代9人。 徳島県といえども徳島市内に行くには2時間半。 薪を割り、火をおこし、かまどで米を炊き、川で洗濯をして、畑で野菜を育てるそんな生活です。 都会で生活している人からすると嘘みたいな本当の話。 ボタンを押したら部屋が暖まることはなく、チェーンソーを持って、木を切りに行き、大量の丸太を軽トラで運び、その丸太をひたすら斧で割って、その薪を何ヶ月も乾かし、ようやく部屋が暖まる。 僕はここで何がしたいのか。 そんな話を今日は雨で外の仕事ができないので書いてみようかなと思います。 こうしてブログを読んでくれている方の大半は、僕のことをヨーガの先生だと思って読んでくれていると思います。 実際はそんな部分もあるのかもしれませんが、僕はいつまでたってもそんな自覚はあまりないわけで。 ヨーガの先生として生きているつもりは正直ありません。 いいかっこするな!と思われてしまうかもしれませんが。(いいかっこなのかどうかわかりませんが。) と言うより、自分でもよく分からないと言ったところでしょうか。 もちろん、クラスをさせてもらうときは責任を持って立たせてもらっておりますし、ヨーガをこの一生をかけて学び実践していくつもりではありますが。 実際、ヨーガのクラスをしていない時間の方が圧倒的に多いわけで。土や木を触っている時間の方が長いですし。 たまに学んだことをシェアさせてもらうだけの、ただのヨーガ好きの田舎の兄ちゃんです。 なので、ヨーガの先生として、一生懸命ヨーガを伝えなきゃ!という気持ちでも全くないので、毎年、お声をかけていただけたところに伺わせてもらう以外は基本的には村生活。 ネットを駆使して伝えたいわけでもなく。クラスをしないことを不安に思うわけでもなく。 なんならこの半年なんて、ほとんどクラスなどせず、薪割りと川で洗濯ばかり。 テレビもねぇ、電波もねぇ、ネットもほとんど見ることねぇ。といった生活なので、完全に世の中のヨガ事情を知らず、取り残されております。笑 ではなぜ、ヨーガのクラスをさせてもらっているのか。 いくつか想いはある中で、大きく占めているのは 簡単に言えば、 この自然や環境にもっと目を向けて欲しい。と言うことでしょうか。 その結果、我々の生活はもっと豊かになる。 そんな思いを”ヨーガ”や”食”を通して伝えさせてもらっているのわけなのです。 結局、ヨーガの教えではそうしたところもあるはずなのですが、 なかなかそこは都会での生活の中では忘れがちになってしまうのではないかと、山から街を見てよく思います。 こうしてヨーガを伝えさせてもらう前に働いていた会社も環境を守ることを理念とした会社でした。 表向きはアパレル会社ですが、店頭でお客さんに僕は環境の事ばかり話していました。 洋服を通して、僕らがすべき環境へのアクションを。 会社から言われているからではなく、僕がただ伝えたくて。 時には同僚にも上司にももっとできることあるでしょと噛み付くことさえも。 それが当たり前に言えたのは職場の全員がそこに大切な何かがあることを知っている人たちだったから。 ただ、もっと自分の伝えたいことをフィルターを通すことなく、あらゆる層の人たちに伝えたいので、その会社を辞め、ヨーガを伝えるという立場を選んだのです。 その頃も、今も同じ。 自分が体現していないことは伝えられない。 ヨーガも同じ。自分が実践していないこと、意識していないこと、本当にそうした世界観が見えていないことは伝えられない。 だから僕はこうした生き方を選んだわけです。 生活の中でできるだけ、環境に配慮をして、無駄なものを生み出さない。 今、僕がしている生活が100点だなんて思わないし、僕のしている生活を皆がすべきだとも思わない。 皆それぞれ違う環境で生活しているんだから、洗濯は川で。水道水は飲まずに、山の水を飲みましょう。 そんなことを強要したいわけではないんですね。 でも、ヨーガや僕の生活の一部を見て何を感じ取って欲しいかといえば、今まで知らなかった現状や、普段意識しなかった当たり前に過ぎていた無駄なものや状況に目を向ける機会を持ってもらえれば嬉しいなと思うのです。 それは、どの環境にいようともできることだとは思うのです。 実際、横浜に生まれ、東京の大学に通い、大阪で仕事をしていてもそんな想いを持っておりました。 あとは、そこに対して、継続して意識を向けることができるための心の準備や判断のために、ヨーガってとても重要だと思うんです。 知っているけど、継続して続けるって本当に大変ですから。 言うは易く行うは難し。 実践している人が善で、していない人が悪ではないし、 これから少しずつみんなができることを考える時間が作れたらいいなと思って日々ヨーガを通して伝えています。 ヨーガってこうゆうこと!って部分が伝えたいのではなく、 ヨーガを学んで何が大切かの識別がだんだんと見えるようになって、 そうした行動がきっとこの地球に届いて、それが巡り巡って僕らの周りに返ってくる。…
リトリートセンターまでの道のり
Little India Project in Tokushima GW期間中に行われたヨーガリトリートセンターづくり。 徳島の海のそばの山奥に見つけた秘境”久尾KUO”。 この土地に出会った時、学生時代から想い描いていた小さな村づくり構想が再び動き始めました。 GW期間中は日本全国より延べ数十人もの方が集まり、その構想が少しずつ現実のものへと。 集まってくれた方々の見事なチームワークにより、約2週間に渡るこの期間でヨーガの練習スペースや、オーガニックファーム、ヴィーガン料理のためのキッチンの準備が大分整ってきました。 まだまだ残された作業は膨大ですが、8月の徳島リトリートではこの場で学びを深められたらなと思っています。 電波さえ入らないこの何もない土地で、皆さんと学び会える日を心より楽しみにしています。