ヨーガに関する活動を全てドネーションでさせていただいております。
日本における文化ではあまり馴染みがなく、本来インドで受け継がれている認識と大きく違うので改めてドネーションクラスをする意味をここに記させていただきます。
ぜひこちらを読んだ上でクラスにご参加ください。
まず大前提として、ご自身が受け取った経験や知識に対して、ご自身の思う心地の良い金額をお支払いください。
これから記す内容によって、参加しにくくなるなどないようにお願いします。
それを踏まえて、学びの中のドネーションの意味をご一読ください。
日本人の感覚ですと、ドネーションは少額で参加できるクラスと思われたり、寄付はお金をたくさん持っている人がするものと認識されていることが多いようです。
ですが、このヨーガの教えの中では、お金が余っている人だけがするというようなものではありません。
これは学びに対する敬意と人のために一歩踏み出せるかどうか、貢献できるかを自らの意思で決め、選択できるかどうかという、知識を学ぶ上でとても大切な教えの一部だとされています。(ダクシナは学びを完結するために必要不可欠な教えとも言われています。)
ダクシナとはヴェーダの教えをされる先生に対するもの。
ドネーションは滞在費や食事代、その他の経験に対する実質的なもの+貢献(その教えが受け継がれるために、より多くの方が触れられるために)と言われています。
我々家族はヴェーダーンタを学び、その教えを元に生活を行なっています。
なるべくその教えに沿った生き方を心掛け、ただそうした暮らしや生き方に触れてもらうという機会をつくっています。
なので、自分のことをヴェーダの先生だとは思っていないので、僕はあまりダクシナという言葉を使うつもりはなく、ドネーションという言葉を使っています。
またドネーションに馴染みがなく、いくら支払えばいいのでしょう?と質問いただきますが、
自分で決めることができない時は、一般的な相場+貢献の気持ちを支払うと良いと言われています。
これは人のために自分がいかに貢献者として喜んでもらえるかという自分の成長のために与えられた機会として考えてもらえればと思います。
それと同時に、もし経済的な理由で学ぶ機会を諦めなければならないというのもあってはならないと言われています。
誰でも学びたい気持ちがあれば受けてもらえたらと思っています。
ですので、ドネーションが自分の気持ちほど払えないとしてもそれは遠慮なくご参加ください。
この教えには金額が多い少ないは全く関係ありません。
その人の立場や学びに対する姿勢なだけですので、お金がなくても学びたいという姿勢を持つ方も同じように学べる機会が用意されています。
多いから特別扱いしたり、少ないからといって何か思うことも受け取る側は全くありません。
最初に記したように、自分が心地のよい金額をご用意ください。
金銭的なドネーションがご用意できない際はお手伝いなどのセーヴァーなどもご相談ください。
教えがより明確になるためにこのような活動を取り入れることにご理解いただければ幸いです。
【ドネーション&ダクシナの使用用途】
みなさまからのドネーション&ダクシナは全てこの教えを学ぶために運営しているヨーガリトリートヴィレッジ(KUO GREEN VILLAGE)での活動費用や現在準備を進めている子供達に健やかに成長してもらうフリースクール(木と森 green school(仮))の運営、環境保全活動、インドのアシュラムへのドネーションに活用させていただきます。
みなさまからのドネーションにより、次に学ぶ方々やこれからを生きる子供達により良い環境や機会を作れるために100%使用させていただきます。
みなさまのドネーションがどのように形になるか見ていただき、長く応援していただけるような活動を続けていきたいと思います。
みなさんの学びがより深まり豊かな日々となりますように。
どうぞこの学びや自然やこどもたちの未来が健全に受け継がれますように。
生きとし生けるものが皆、幸せで自由でありますように。