今日のインド20240226

RolfとMarciの下での5週間の練習を先週終えました。 毎年、毎年、自分の状況が変わっているので毎年インドの練習で感じさせられること、気付かされることが全然その年によって違うなぁというのが、練習を終えての率直な感想です。 今年も全然違いました。 もちろん、アーサナを練習しに来ているのだけれど、本当にそれはツールにすぎず。 僕は、みなさんがどう思っているかは分かりませんが、自分ではヨーガの指導者という自覚があまりなく。 もちろん指導させていただくことはあるし、その時はその責任をもってその役割を果たさせてもらっていますが、僕の中では環境や子供達の未来を守る活動をする中で、その思いをより多くの方に届けるためのひとつのアクションがヨーガのお話しやクラスというような感覚なのです。 ヨーガを始めてからの最初の約10年はヨーガとは何かを知りたくて、ただひたすらにヨーガの学びに費やした時間だったように思えます。 ですが、今は自分がやりたい活動のためのベースとしてヨーガがあるということに疑いがなく。こうなると日々の学びや練習の見え方がまた大きく変わるわけで。 この数年は特に、ヨーガの学びの意味が自分の中でより明確に、そしてそれを少しずつうまく生活へ溶け込ませられていけるようになってきたように感じます。 もしかしたら、来年以降はインドでの練習よりも日本での時間の方が必要なのかなとかも少し思ってしまうほど。 どうなるかはっきりと答えは出せませんが、またじっくり日本でも学びを継続しつつ、より自分に合った選択と向き合っていきたいと思います。 日本に帰ってまたやりたい活動が山盛りです。これからはコインバトールのアシュラムで勉強会に参加させてもらってきます。 更なる自己成長をもって、これからの活動に役立たせられればと思います。 ぜひとも今、学びを続けている方、また特に指導をされている方。 どこか学んだことをアウトプットすることを頭のどこかに常に置き続けて学んでしまうのか、ただ自分の学びとして消化するのか。 何か知識を増やすために練習し、学ぶのか。それとも、より余計なものを削ぎ落とすために練習し、学ぶのか。 ぜひ自分自身の理解のために。 自分はできている、あの人は出来ていない。と人にばかり指を向けるのではなく、 自分はどうだろう。と常に自分に人差し指を向けて観察できるための練習でありたいものですね。 僕の伝えたいことは長年あまり変わらないように思いますが、今年もまたたくさんの学びをいただいたインドでの練習となりました。 これからの環境や子供達に反映できるよう、時間をかけて消化していきたいと思います。

今日のインド20240217

然大がインドの幼稚園に行ってくれるようになって、毎日のスケジュールが大幅に変わりました。 こちらでの今の大体のスケジュールは 4:00 起床4:30〜 自宅でアイアンガーヨーガプラクティス(約1時間半〜2時間)7:00 シャラでマイソール開始9:00 然大を幼稚園に送る(送る間にココナッツ飲みたいというのでココナッツタイム)9:45 シャラに戻ってきて練習再開(再び太陽礼拝などでココナッツとバイクで冷えた身体を温め直す)11:40 マイソールクラス終了12:30 軽食13:00 シャワー&洗濯13:30 ベッドに倒れ込む&デスクワーク14:45 然大お迎え15:00〜 然大の遊び相手(プールなど)16:30 夕食17:00〜 然大の遊び相手(海など)19:00 寝かしつけの準備21:00 然大寝る21:05 再びベッドに倒れ込む 4:00 再び朝がやってくる 然大が幼稚園に行ってくれるようになり、時間を気にせずかなり練習に集中できる環境になってくれたため、動かなくなった身体を少しずつ丁寧に見つめられるようになってきました。 久しぶりに全力で練習に打ち込んでいるので、帰宅した時にはエネルギーを使い果たしている状態です。帰宅時のエネルギーはもうゼロです。 ここにはヨーガを練習しにきているので、できるならばエネルギーの全てをそこへ注ぎ込みたいと思って練習しています。 ただ、子供を1日相手している方がエネルギーが必要なので、そのエネルギーを朝の練習で拡大してもらっている感じでもありますね。 少しの急速で体力を回復させ、午後はまた子供と全力で向き合っています。 波があった時は朝食も休息も取らず、その時間を海へ。波があった1週間はもうぶっ倒れるくらいヘトヘトになるまで体力使い切りました。 練習→サーフィン→然大とプール→然大と海 みたいなルーティーン。 やりたい仕事が全く進まない毎日です。今日から少しずつ仕事していきます。 帰国後、環境アクションいろいろ起こしていきますね!

今日のインド20240201

こちらでの練習はここ数年少人数でのクラスとなり、かつてとは変わってAM7:00からの練習になっています。 ということは、その時間には既に然大は起きているわけで。 練習時間内で妻と代わる代わるの練習をしています。 じっくり練習したい気持ちはあるものの、なかなかそうはいかず。 それでも、4年のブランクの中(ブランク?)みっちりしごかれております。 注意されることは頭では分かるけれど、身体が動いてくれない。 むしろこれだけ練習していないのに、こんなに練習できていること自体驚きです。身体ってすごいなぁ。 そして、かつては本当によう身体動いていたなぁと我ながら感心します。 またさらに理解を深めるため、よりクリアな状態であれるため、あと3週間もっと使いこなせるように戻していければと思います。 来週はバックベンドまで練習できたらいいなぁ。 妻と代わった後は然大とドライブして、美味しい朝ごはんや探し。 だんだん気温も上がってきて、練習後のココナッツが美味しい時期になってきました。 それでもまだ汗全然かかないですけど。 汗が噴き出る練習も一度くらいはしたいな。 それでも家族との時間がなにより。 すっかりインド慣れしてきている然大の旅はまだまだ続く。

今日のインド20240129

僕にとってのインドでの練習は今年で10回目だろうか。 コロナの間来れなかったこともあり12年前から通っていることになる。 かつては年の半分をインドで過ごしていた。 たびたび、「よし、”今日のインド”を今年は書こう!」というシーズンがあるのだが、 毎回思うのは、これだけインドで生活していると毎日が普通の日常すぎて、なんなら日本での生活の方が日々の変化が富んでいて。 毎日書くことなんてないなぁと思ってしまうのです。 きっと毎日書くことはできるのだろうけど、ただの子育て父ちゃんの奮闘記にしかならないと思うのです。 今年もいざ始めてみて早くもそう思っている次第でございます。 父ちゃん奮闘記で言えば、然大をインドの幼稚園に試しに連れて行ったら、それまで絶対に行かない!と言っていたのだけれど、楽しかったようで、毎日行くと張り切って行ってくれるようになったこと。 僕らは基本的にはほぼ毎日家で子供をみているので、インドの旅ももう早朝から夜までフルパワーに付き合うのに疲れ切っていてヘトヘトだったのですが、この幼稚園モードになってくれたことは神様から与えられたgraceかのごとく、僕ら夫婦の疲れ切った視界をスパーン!と光り輝くものにしてくれたようでした。笑 然大も色々な国の子と関われるし、英語にも慣れるかもだし、なにより子供同士の時間が楽しめることはどこにいてもありがたいことですよね。 心の中でよっしゃー!とかなり強めのガッツポーズをしました。 練習中はまだなかなか静かに待っていられないから、今年も僕か妻が変わるがわる相手をしながらという、全く集中できない中で練習をしています。 それでもこうして家族で迎え入れてくれる先生方と、その状況を受け入れてくれるシャラの練習生の方々に感謝でしかありません。 昨日は然大が体調を崩したこともあって、今日は然大と母ちゃんはお留守番。 滞在中の数少ない、集中した練習を今日はさせてもらいました。 この滞在中あとどれだけ集中した練習やフルプラクティスができるかなぁ…。 それもまたそんな日が数日あるだけで、僕らにとってはちょっとしたご褒美時間。 無くてもまた、家族でインドに来れているだけで素晴らしきこと。 すべてに感謝して、今年の練習を楽しんで帰ります。 そうそう、毎日更新はきっとしないけど、それでも気づいたことや日々のこと、今まで通りなるべく小まめにあげていきたいと思います。

今日のインド20240125

突然、家でのネットが繋がらなくなったのでしばらく更新できませんでした。 いよいよ今週から練習が始まりました。 シャラへ子連れでの練習になるので、いろいろ気が散ってまだ練習と言えるような練習はできそうにありませんが、それでも今年も師のもとで練習できるというそれだけで十分な時間を味わっております。 今日のムーンデイにはプラーナーヤーマ。 5週間という限られた時間。じっくりと丁寧に噛み締めて、アーサナを練習する目的をしっかり見つめていきたいと思います。 日本でもインドでも明け方の時間はやっぱりクリアでいいなぁ。

今日のインド20240120

日本でもそうだけれど、僕はできるだけ家族や子供との時間を大切に生活している。 一番は家族との時間。仕事や自分のことはその隙間で全力で。 子供が起きる前や寝てから仕事に向き合ったり。 でも、隙間だけではもうどうにもならなくなったり、子供の体力に毎日14時間くらい付き合っていると毎日本当にヘロヘロなこの4年間。 朝の練習よりも、やはり睡眠が優先されたり、仕事が全然進まなかったり。(僕の仕事はヨーガのクラスというよりかは、リトリートヴィレッジの建設や運営、これからの教育現場の準備などなど。) インドにいる間にやっておきたい仕事が盛り沢山。やりたいことだからウズウズしている感じですが。 子育てしているからと、ヨーガの学びや練習を減らしてきた4年間でしたが、もっといいバランスが作れそうな気がしている今日この頃。 それがきっと家族や周りの環境や僕自身にもきっといい形になるはず。 子育て中だからと少し距離を置いていた事柄を改めていい距離感に構築していくインドの旅にできたらなと。 そんなバランスを明日からの練習を通してまた見つめ直していきたいと思います。 今に満足し、でも慢心せず、常に最高のバランスを模索し続けながら。 人生は本当に学びの連続だなぁとつくづく思うのです。 とは言ってもいつまでも家族ファーストは変わりないですけどね。

今日のインド20240119

インドはゴミや汚いというイメージが強いかもしれないけれど、実はかなり無駄のない生活が繰り広げられていたりもする。 かつては道端で飲むチャイのカップは素焼きで飲み終えれば道端にポイッ! 買い物をしても葉っぱや新聞紙で包まれ、ポイっと捨てればいつかは土に還る。 ご飯を食べるときの皿はバナナリーフだし、小さな器も葉っぱを象って作られたりする。 今問題になっている食品ロスも道ゆく牛に捧げられる。 その牛の糞がまた燃料や儀式に利用される。 日本もかつてはきっと同じだったと思うけれど、今の日本もインドもプラスチックの普及により同じ習慣でポイっと捨てることで、いろいろなところがゴミだらけとなっている。 一つ一つの行いが、できるだけ循環の中にある行いなのか意識して生活すると、もっと優しい気持ちになるんじゃないかな。 結構街にはオーガニックショップもあって、日本より種類も充実している印象です。 日本って意外とそのあたりまだまだ進んでいないんだろうなぁ。

今日のインド20240118

長年、ゴアで練習をしていて個人的に残念なところが、美味しいと心躍るようなレストランがひとつもないというところ。ひとつも…。 なので、ずっとゴアでの練習期間中は自炊。ちょっと小腹が空いて食べに行くにしても、ウキウキするほどのお店はなく。 なので、インド入国出国時は大好きなタミル料理を食べに必ずチェンナイに入るようになったわけです。 ですが、このコロナの間にゴアも少しずつ変わってきて素敵なお店が増えていました。 去年は1店舗ワクワクするお店ができていて。今年は更に何店舗か外食したいと思えるお店が増えていました。 まだそんなに知られていないので静かに過ごせるオーガニックのカフェや、ゴアだけど美味しいと思える南インド料理のお店。 唯一のネガティブポイントが無くなって、最高に楽しそうなゴアの時間をを過ごせそうです。 やっぱり美味しいウキウキするお店って大切。 年末年始の体調不良のスーパー絶不調により身体は全然動きませんが、来週月曜日からのんびり練習に参加していきます!

今日のインド20240117

ポンガルの旅を終え、次なる目的地へ。 いよいよ僕の育った町Goaへと帰ってきました。 本当にここでは多くの時間を過ごし、たくさんのことを学びました。 練習はもう少し先から再開しようかなと思っていますが、今年も師のもとで学べることにただただ感謝です。 まずは1年間空けた埃まみれの家を大掃除し、必要なものを揃え、練習再開まで、まずはリズムを整えられるように静かな時間を過ごすことにします。 Goaは僕にとっては故郷のような場所。ここに住む人とは10年以上の付き合い。みんなにただいまの挨拶まわりも。 みんな今年も元気そうでよかった。 さてさて、今年はどんなシーズンになるのか。 海で砂遊びしながらサンセットを見るのが今シーズンの日課にはなりそう。

今日のインド20240116

インド人の知人の実家を訪れるため、11時間のバスに揺られ到着した小さな村。 このタミルナードゥという州で一番大きなお祭り、ポンガル。 太陽神や作物の収穫に感謝し、春を迎えるための収穫祭と言われています。 米を入れた鍋がブクブク吹きこぼれるこのブクブクは縁起が良いものとされ、繁栄と富を象徴していると言います。 日本で言う、お正月に近いお祭り。 そんな貴重な機会にお誘いいただき参加させてもらいました。 その後はいろいろなテンプルにお祈りへ。 いつも祈りと共に。いつも神の恩恵とともに。生きとし生けるものがみな幸せでありますように。 Om