ヨーガを学べば、食へ、そして環境へと辿り着く。

ナマステ。 最近、ありがたいことに「食」をテーマにヨーガの仲間達と話をさせてもらう機会が増えました。 以前から、ヨーガ、食、環境。 何年も前から個人でもそうですし、「ヨガとごはん」という名で、各地で色々お話しさせてもらっていました。 現在はこうしてオンラインというものが日常的になってきたこともあって多くの人と意見のシェアができるとても良い環境なのかなとも感じます。 昨晩は、Mysore FukuokaのShihoさんとインスタライブをさせてもらいました。 何も決めずに、ざっくばらんに話そうよ。と始めた1時間はあっとゆう間に終わっていました。 昔から、Shihoさんとはヨーガやアーサナはもちろん、食事やライフスタイルについて何かと話すことが多かったので、インスタライブといえど、なんだかいつものようにたわいも無い話を電話でしている感じでした。 僕にとっては初のインスタライブでしたが、なんだかすごいラフな雰囲気で、またやりたいなと。 素敵な機会をありがとうございました。 話し足りず、続きは電話で盛り上がるのですが。笑 4月にはAshtanga Yoga Kobeの誠也くんと、zoomで食について話をし、 その時は1時間半で伝えたい話の1%も出来なかった〜と話しましたが、 今回も0.1%くらいだったかなぁとも。笑 でも、このくらいのスピードでいいのでしょうね。 そこで興味を持ってもらえればまだまだ話す機会を僕自身も作っていきたいと思いますので、今後も少しずつみんなで意見交換できたら僕は嬉しいです。 もし興味のある方は、何かの作業中にでもいいので聞いてみてください。 昨日のShihoさんとの動画はインスタグラムにアーカイブが残っているそうです。 こちら↓@shihothepurplehaze そして、誠也くんのご好意で先日の食についての神戸のオンライン会員限定だった動画を公開してもらえることになりました。 ありがとう誠也くん! こちらは7月に第2回を開催しようと話を進めている最中ですので、もっと知りたいと思ってくれた方は楽しみにしていてください。 2021年4月24日『食について』ゲスト Doni それでは、今年最後の梅の収穫に行ってきます。

地球は先祖から受け継いでいるのではない、子どもたちから借りたものだ。

先日は、Ashtanga Yoga Kobeの誠也先生主催によるオンラインクラスにて、「食」について1時間半お話をさせていただきました。 ヨーガに出会う前から、食について考えるようになり、いつからか食や環境についてを軸として生きるようになりました。 そこから、ヨーガという生き方を学び、僕の伝えたい想いはヨーガというツールを通して、伝えるようになりました。 今回のオンラインクラスはそんな今までの想いを、様々な土地の人やライフスタイルの方に聞いていただけて、僕自身とても楽しませてもらいました。 「食」と一言で言えど、そこには様々な角度からの考え方があります。 何が正しくて、何が間違いということは何一つなく、 ただ、僕がお伝えしたいことは、知っているか、知らないか、というただそれだけだと思っています。 知らないことは、何を考えていいかも分からないですし、知っていれば、いくらでも考えることができます。 知っていて、考えないのも自由。知ったからこそ、考え行動できることへと繋がる。 僕の好きなネイティブアメリカンの言葉があります。 それは 「地球は先祖から受け継いでいるのではない、子どもたちから借りたものだ。」 食と環境は切っても切り離せない関係であり、環境と生物も切っては切り離せない関係だと思っています。 僕らの手で、これからの子供たちから何かを奪うようなことはしたくはありませんね。 今回のオンラインクラスの動画は、本来であればAshtanga Yoga Kobeのコミュニティ向けの配信でしたが、 主催の誠也先生とその後話をし、どなたでも見ることができるように公開してみようという形になりました。 ぜひ興味があれば、見てみてください。(いつ公開かは誠也先生次第!) そして、ありがたいことに、もっともっと話を聞いてみたいという多くの声をいただいたようで、定期的に「食」についてのお話を開催することになりそうです。 僕が伝えられる範囲のことですが、また色々お話しできることを楽しみにしております。 ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。

丁寧な手仕事〜藍染マスク〜

マスクが携帯電話や財布のように必需品となっているようですね。 そんな時代に今生きているのだから、抗わず。 ただ、付けなくてよい日が来ることを祈って。 きっと僕が知らないだけで、いろいろな高機能なマスクも出ていることでしょう。 直接、口に触れるわけだし、毎日つけることになるものだからと、 同じ町の藍染工房IBB(https://ibb.theshop.jp)の仲間が手作りで制作している藍染のマスクを我が家にもプレゼントしてもらいました。 このような事態になって直ぐの時、たくさんの方に配られた彼らを本当に友人として誇りに思います。 地球と自然、そして全ての人々を愛する彼らがこの事態の収束を切に願い、 丁寧に裁断し、縫い、染められたマスク。 つける度に彼らの想いが伝わってきます。 そしてそれはこの地球に生きるみんなの想いでもあるのでしょう。 このマスクを通して僕らは今呼吸をしている。 僕はそんなマスクがこの藍染のでよかった。 藍は元来、薬効として衣服に染めこまれていたもの。 人々を守る、それこそお守りですね。 愛あるものを身につける喜びを。 いつか徳島に来た際はこちらの工房に遊びに来てみてください。 夏用のマスクもあるようです。 一時はオーダーが重なり到着まで少し待ってもらっていたようですが、今は少し落ち着いたみたい。 よければ覗いてみてください。 藍の香りが心を落ち着かせてくれる。 https://ibb.theshop.jp/items/29737017

“千年の森”植樹プロジェクト

我々が住む集落・久尾よりもっと山奥へと進んだその先で 毎年植樹イベントが開催されます。 毎年、冬はインドだったため参加したくても参加できず。 今年はようやく念願叶って参加することができました。 かつて杉はお金になると言われ、 山を持っている人はここぞとばかりに杉を植えた。 今となっては、杉の価値よりも伐採や運搬にかかる費用の方が高くなってしまう。 理由はそのほか様々だろうが、日本各地で手入れのされない杉ばかりが山に残るようになっていった。 手入れのされない杉はどんどんと痩せて売り物にもならず、その土地も痩せていく。 もともとあった広葉樹は、落ち葉が土に還り栄養となり、その土地に棲む微生物やあらゆる生き物の生命を育む。 本来あった山の姿ではなく、人が植えた杉によってその生態系は崩れてしまった。 土地が痩せることで山の保水力も下がり、 大雨により土砂が川に流れ込み、川に生きる生き物の餌である苔が減り、 川の水も減り、昔はいたたくさんの魚はもうここにはいなくなった。 広葉樹がなくなり、針葉樹ばかりになった山からは 木の実がなくなり、それを食べていた獣たちは山から人里へと降りて食物を探しにくるようになった。 人は畑に獣がやってくるといい、山から降りてきた鹿や猪を駆除して殺すようになった。 人は鹿や猪は獣害だから。 畑を守るために殺し、食べるんだ。 それが自然の循環だという。 僕はそうは思わない。 彼らの食べ物を奪ったのは人だ。 食べ物を探しにきた彼らを殺すのではなく、 これから皆が共存していくためには、 彼らの居場所を取り戻してあげることだ。 それは人ができる特権だ。 殺すことではない。 木を植えてあげるのだ。 そして、山は呼吸し、虫が喜び、魚が踊り、獣が歌うのだ。 だから僕はインドにいながらずっとこのイベントに出たいと思っていた。 人は生きていると自然を壊すのではない。 自然を取り戻す行動だって取れるのだ。 僕らは選べる。どこにいようとも僕らは自然の中で生かされている。 自然に感謝し、恩返ししなければ、僕らは自然からもらってばかり。 よく見てごらんよ。 人工的に見えて、そこには木が使われている。 土が使われている。 野菜を食べている。 空気を吸って生きている。 自然から与えてもらっているのだから、今度は僕らが自然に恩返しする番だ。 何でもいい。 まずは小さなところから。 一人一人の意識でこの自然は大きく変わる。 そのことを忘れてはいけないよ。