父ちゃん、呼吸ってなーに?

ナマステ。 先日、4歳の息子の然大から突然 「ねぇ、父ちゃん。呼吸ってなーに?」と聞かれました。 ヨーガのクラスにも度々連れて行っているし、家でも当たり前のように呼吸の話が出るような家庭だから呼吸という言葉をきっとよく耳にしていたのだろう。 でも、改めてそう聞かれるとかなり深い質問です。 長年、呼吸呼吸と連呼してきた毎日ですが、確かに呼吸ってなんだろう?? ヨーガを学んだり、伝えているみなさん、改めて考えてみてみては?そして、自分で考えたその答えを聞いてみたいな。 ぜひ教えてください。 もし自分なりの答えが思い浮かんだなら、下に読み進んでみてください。 純粋なみんなの呼吸ってなーに?の答えを聞いてみたいと思ったので。 僕はその時、一度立ち止まり、考え、そして然大にこう伝えた。 「いい質問だな〜。きっとお医者さんとか一般的な答えは、吸ったり吐いたりして、酸素と二酸化炭素を交換して、生きるのに必要なこと。とか言うんだと思う。でも、父ちゃんそれが答えじゃない気がする。だからもう少し考えさせて。分かったらまた伝えるね。」 そこから色々考えた。 なんだろなーと色々考えて、今の僕なりの答えに辿り着いた。 きっとそれは、みんなと繋がるためのことなんじゃないかと思う。それは宇宙だったり、自然だったり、まわりの人たちだったり。みんなと。 僕らは1人ではもちろん生きていけないし、全てがつながって個があるのは間違いないし、 川は一見、川だけど、海があって太陽があって、そこから雲になって雨が降って。山がないと川はないし、土や石がないと山はないし、虫や木々がなければ土もない。 みんながあるからまるでそれぞれの個々があるかように世界は展開されている。でもみんな何かしらで繋がって、ひとつの共同体のように生きている。 そう思うと、人はどうやってみんなと繋がるのだろう? それが呼吸なんじゃないかな。 同じ空間にいる人の吐いた息を、また別の人が吸って。きっと何かを交換したり、伝えあったり。 だから僕は思ったんだ。ヨーガの練習で僕らは毎日全力でいい呼吸をしている。 そんないい呼吸をしていると周りにもいい空気が流れる。 そう思ったら、もっともっと毎日いい呼吸をし続ければ、木々や花々。動物や地球全体がきっとよろこんでくれるんじゃないかって。 だから僕はこれからも全力でいい呼吸をしつづける。 ありがとう然大。またいつか然大から呼吸って何か教えてもらおう。

2024年から全クラスドネーションでの活動に切り替えます。

ナマステ。 数ヶ月前にもストーリーズでお知らせしましたが、2024年からヨーガに関わる活動を基本的には全て(例外については下記で詳しく記載します。)ドネーション開催にすることを決めました。 それは、今まで我々家族が学んできた教えをより大切に扱いたいと思ったことと、より丁寧に伝えたいと常々思っているからです。 僕はインドで学び、見てきた教えをできるだけ体現した生き方をしたいと心掛けてきました。そんな生き方や選択の仕方を見てもらうことが僕のたどり着いた学びの伝え方で、そのためにも我々の暮らしや生き方を見てもらうヨーガリトリートヴィレッジも作りました。 このドネーションという文化や先生に支払うダクシナという文化はとても学び深く、ヨーガやヴェーダの学びを深めるにはとても大切なパートだと考えています。 これは、少額の寄付で誰でも参加できることを意図しているのではなく、自ら”教え”や”恩恵”に価値を定め、そこへ自分の意思でちゃんと対価を支払うというとても重要な学びのひとつなのです。 そして、さらにはその学びが継続し、より多くの方が教えに触れられ恩恵が受けられるよう、貢献者として喜んでもらい自分が成長できる機会としてこのような文化が今も受け継がれています。 もちろん、学びをしたいのに金銭的に余裕がない方は、自分のできる範囲の学びへの対価をお支払いいただくだけでも、我々はとても嬉しく喜んでお伝えいたします。 どうしても、自分という制限の中でお金を保持したり、地位や認知度、遊びや喜びに振り回されてしまいがちです。 自らを小さくしてしまった制限よって、それらを失いたくないや、他人と比べたりで知らぬうちに迷いや悩み、恐れを生んでしまってしまうのです。 そして、その自分の価値観を守りたいがために、都合の良いように教えを解釈し、理解してしまうのです。 もちろん日々の生活を楽しむのは大切なことですが、それがあるのは周りの全ての支えがあることに気づき、本当にそれがそう見えた時、もっと世界の見え方が広く、美しく見えます。 僕が学んできたことは、それまでにこのような文化の中で受け継がれてきたおかげですし、それによってお伝えできること、受け取ってもらえること、それをさらに次へと繋げていけるように。 この教えを大切に扱う姿勢を、我々の選択から一人でも多くの方に伝わり、みなさんの学びが深まればとても嬉しく思います。 ヴェーダを扱う方がより丁寧にこの教えに触れられますように。 僕はただ、ヨーガやこのヴェーダの教えが好きで、恩恵をたくさん受けていて、世界の捉え方が明らかに変わったので、ただそれをシェアしているだけ。 ヨーガの先生でありつづけたいとか、それで生活を豊かになど考えたことなど一度もないわけで。ただ、生きるという基盤にヨーガやヴェーダの教えがあるだけです。 よく日本ではドネーションはうまくいかないという助言を頂きますが、はたしてうまくいくってなんなのでしょうか? それで生計をたてることでしょうか?運営をすることでしょうか? 僕の理解では、自分の学びであり、学ぶ人の貢献の機会である。ただそれだけ。 そこにうまくいく、いかないと言うのは無いように思っています。 どこかお金に引っ張られすぎるあまり、自分の喜びや体験を手放したくないあまり、教えを書き換えてしまっているのではないのでしょうか。 お金を取ることが悪いことなど一切思っていませんが、このヴェーダの文化を扱うのであれば、そこの理解はベジタリアンであるべきと同じくらい重要なパートだと思っています。もちろん、段階はありますからね! 他人のことをどうこうと言いたいのではなく、これは自分の学びのため。 学んできた結果の自然な流れだと思っています。 何度も言うように、これは僕ら自身の更なる学びのためだと思っていますし、この自然な選択がより深い学びへと導いてくれると信じています。 与えることが大切。と皆が口を揃えていうけれど、実際はお金や自分の喜びを集めちゃいますよね。 もしくは1回与えたら、出来たと思っておしまいになってしまったり。 僕のできる限りの貢献をしていく決意をここに。その想いに共感してくれる方が増えたらとても嬉しく思います。 今は子供達が健やかに学べる小学校をつくっています。(2〜3年で開校を目指しています。)同時に、木々や川、海というあらゆる自然を守るためにも環境活動を取り組んでいます。 我々がこうしてあれるのも、全ての地球の恩恵があるわけで、そんな地球も未来の子供達から借りて我々が使わせてもらっているわけで。 そんな活動への応援やこの世界の繋がりが見えている方、見たいと思っている方に応援していただければとても嬉しく励みになると思っています。 これからの未来のために、一緒に学びの場を作っていきましょう。 ご理解いただければ嬉しく思います。 このような決断に、同じ想いを持ってくれていた妻にも敬意を。 Om 【県外でのクラスにお呼びいただく際、主催者の方へ】 クラス内容などは、今までと全く同じ形でお受けさせてもらいます。 今まで通りお気軽にお声がけください。ご希望のクラスを相談し、なんでも僕ができることであればやらせてもらいます。 その際、料金だけはドネーションになります。そこから主催者側の経費や運営費を引いたものを渡してもらう形となります。(交通費、宿泊費もドネーションの中から支払います。) ・ドネーションだと参加しにくいという方の声に対して。ドネーションやダクシナについての説明を開催の際にはお送りいたします。 それを読んでいただければ、どなたでもドネーションやダクシナの意味を理解し、気軽に参加していただけると思います。 【ドネーションクラスで開催できないクラスについて】 ●どこかレンタル施設を使ってのリトリートクラス宿泊費や飲食費でかなりの金額を施設に支払うことになります。確実にかかってしまう金額が大きく、主催者や関係者に負担になることが考えられるリトリートに関しては、今まで通り定められた料金での開催を行うことになると思います。(僕が運営しているリトリートヴィレッジでのリトリートはすべてドネーションで滞在してもらえます。) ●現在行っている、徳島県の田舎地域での1000円のクラス僕が住む徳島の田舎の方で行っているクラスは、ドネーションや500円でやりましょうと言う最初の相談がありましたが、参加者と話し合った結果今の形となったクラスに関しては、今まで通りの金額で開催を継続いたします。

プライベートリトリートについて

KUO GREEN VILLAGEではプライベートリトリートを随時承っております。 YOGA&RETREATKUO GREEN VILLAGEはヨーガや環境、食事のことなど普段の生活から様々な気づきを受け取ってもらう場所として活動しています。 毎年数回ヨーガリトリートをこの地で開催していますが、どうしてもこの遠方まできていただくのにスケジュールが決まっているリトリートは皆さんの都合がいつも合うわけではありません。 ですので、少人数でもそれぞれのスケジュールや希望内容に合わせてプライベートリトリートを開催しております。 お友達とでもご家族とでも(もちろん小さなお子さんがいてもOKです。)少人数から承っておりますので、お気軽にご相談ください。 《KUO GREEN VILLAGEでできること》・宿泊・ヨーガクラス(アーサナ、ワークショップ形式も可)・座学クラス(ヨーガや環境のこと)・菜食レストラン・こども自然学校・季節の自然体験(畑、田んぼ体験、川遊び、山の恵収穫、薪での料理、薪窯ピザ体験)・プライベート川サウナ・藍染体験・海でのアクティビティ(サーフィンレッスン、SUPレッスン) その他なんでもできる限り対応いたしますので、ご相談ください。

Ashtanga Yoga 合宿 in KUO GREEN VILLAGE ~夏~

Ashtanga Yoga 合宿 in KUO GREEN VILLAGE 〜夏〜 ゴールデンウィークに開催した、Ashtanga Yoga 合宿を夏にも開催いたします。 8月10日〜15日のお盆の期間、1泊から全日参加まで予定に合わせてご参加ください。 ヨーガリトリートヴィレッジ「KUO GREEN VILLAGE」でお待ちしております。 夏はなんと言っても、ところてんの時期ですよ。 別名「ところてんリトリート」 知っている人は知っている、近年アシュタンガヨガ界で密かなブームとなりつつある海部のところてんも併せて楽しみましょう! 【日程】 2023年8月10日〜15日(1泊からの参加もOK) 【定員】 約10名/日 【料金】 ¥15,700/1泊 《料金に含まれるもの》 ・宿泊費 ・ヨーガクラス×2クラス ・座学(ヨーガや環境、食について) ・2食(朝食・夕食) ・自然体験 ※昼食はご希望の方はKUO GREEN VILLAG内のカフェ(なまけもの食堂)でご用意いたします。(別料金) 【場所】 KUO GREEN VILLAGE 徳島県海部郡海陽町久尾88 【デイリースケジュール】 15:00〜 ワークショップ 17:30〜 夕食 〜Free Time〜 翌5:00〜 マイソールクラス     8:00〜 朝食 〜Free Time〜 【問い合わせ・予約】 doniashtanga@gmail.com

Ashtanga Yoga Nature Camp 参加者の声

ナマステ。 いよいよ、来週の6/8〜6/9は淡路島でのリトリート、Ashtanga Yoga Nature Campの開催です。 今回の募集の締め切りは6/4(日)までになります。 あと数名参加可能ですので、やっぱり行きたい!とこの1週間で思ったくださる方がいらしたらぜひ参加お待ちしております! 今更ですが、去年の参加者からのこのリトリートに参加しての声をいただきました。 どんなリトリートなの?と思っていた方はぜひ一度皆さんの声を読んでいただければ何だかワクワクしてきてしまうかも。 我々としてもリトリート後の変化など、こうして改めてお聞きするととても嬉しくなってしまいますね。 一部抜粋ですが、去年の参加者の皆さんの声をどうぞ。 ・リトリートに参加以来、大きく変わったことはコンビニにいかなくなったことです。毎日飲んでいたペットボトルも、この半年で買ったのは10本くらいだったように思います。マイボトルとマイカップを持ち歩くようになり、お水も家から持って出るようになりました。やみくもな買い物なども減ったような気がします。 ↑嬉しい!毎日のペットボトルが半年で10本ってすごい!! by doni ・先生方やファームの方のおかげで、田植えの体験やテントで眠ることなど初めてのことも楽しくできました。また、使ったお皿の汚れや油分はできるだけ拭き取り、洗剤を使わないことも今まで素通りしてきたことでしたし、日常に戻るとつい忘れてしまいそうでしたが、先生方のお話しの中にもあった地球との向き合い方を自分なりに今も意識してできることを続けれています。 ↑無理なくできることから。それが一番の継続の近道なのかなと思っています。アーサナやヨーガも同じだと思います。地道な一歩の積み重ねで大きな変化が起きる。僕はそう信じております! ・問題を解決する側でいたい、と思い選択ようになりました。環境のことで、知らない現実をたくさん学びました。そして、自分から情報を得るように(何を正しい情報なのか模索しながら)変わりました。ゴミを減らす意識と、たまにゴミ拾いをするようになりました。牛肉を食べる頻度がかなり減りました。家族で環境のことを話す機会が増えました。より良い世界を創る1人でいたいと思っています。 ヨガに関しては、続けていく決意が出来ました。私自身が成長していきたいと強く思っています。朝、1人で練習していても世界で同じように練習している仲間がいると思うと、繋がりを感じられるようになりました。 そして、このリトリートに子ども達を連れていけたことが何より嬉しかったです。家族で楽しい時間を共有できて幸せでした。 ↑素敵!!その一言に尽きます。素敵な気づきをありがとうございます。 ・食べ物について。しばらくの間、ヴィーガンに近い食事を作っていましたが、子どもたちの様子を見ながら、今は、柔軟に対応しています。ただ、命を戴いているんだなという意識は、間違いなく、強くなりました。子どもたち、下の娘は4歳ですが、「鶏さんたちにありがとうって言わなあかんな」って言いながら戴いています。貪ることなく、大切に戴けるようにしていきたいです。 ↑子供って本当に素直にそしてクリアにこの世界を認識しているのだろうなと感心してしまいます。いつも色々な気づきをくれますね。本当に偉大な先生です。子供も参加できるというリトリートのいいところは、子供たちから学ぶことがまた山ほどあることを再認識させてくれるということのなのかもしれないですね。 ・リトリートに参加して、人生が変わりました。 身近な変化としては、 ・湧水を汲む・畑、コンポストをする・ゴミを拾う(やっと!)・ヴェーダの勉強をする・湯シャンになる・肉を食べる機会が減る・瞑想を始める・カトラリー、持ち帰り容器を持参する・スパイスがより好きに!・オーガニック製品を選ぶ・ゴミの量が減る(特にティッシュ)等々 何よりヨガを伝える立場になったことと、全国に仲間が出来たことが、自分にとっての財産です! ↑皆さんのこうした変化が、さらに周りを巻き込み、多くの方に影響を与えていっていると思うと、これからの地球や時間が楽しみになります。 何だか赤ペン先生のようなコメントになってしまいましたが。笑 僕は、別に他人を変えようとは全く思っていません。ただ、今の環境や地球の現状、ヨーガで言われることをお伝えさせてもらうだけ。 それなのに、参加者の多くがこうしてそれぞれが向き合い、考え、そしてアクションに繋げているということに本当に感激です。 なぜ、僕はこのような自然の中でのリトリートばかりさせてもらっているのか。一つの理由は、都会の室内で聞いてもらうよりも、実際に自然や生き方に触れてもらうことでクラスでお伝えしている話の内容の見え方が全然違うと信じているからです。 知らないから、やってないだけで、知ればまた何かが変わるのです。 もちろん変わらなくてもOKですし、一見変わってないように見えても実は無意識に変わっているのかもしれない。 知らないことを楽しく学ぶ。 子供だって、大人だって、知らないことを楽しく学ぶって最高に幸せなことだと思うのです。 僕も毎日、まだまだ知らない何かを知りたいとワクワク生きております。 知れば世界は広がる。 たくさん知れたから、今のところ僕はこじんまりと山奥で小さな生活をするということを選びました。 選択肢は無限大ですね。 皆さんが、皆さんにとってベストな選択ができますように。 このリトリートはそんな新たな扉を開くきっかけになればと三人の講師が想いを込めています。 ぜひワクワクしに、淡路島まで遊びに来てください! 最後にもう一度。 リトリートの締め切りは6/4(日)です。 子供の時ぶりに田んぼで一緒に泥んこまみれになりましょう! 子供のようにクリアに。

Ashtanga Yoga 合宿 2023 春

ナマステ。 先日のゴールデンウィークは、かねてより準備していたヨーガリトリートビレッジ 『Kuo Green Village』での初のリトリートが開催されまた。 ヨーガを伝えられる村を作りたいと思ったのは学生時代。 そして、本格的にそんな場所を日本のどこかにと探し始めたのが2011年。 そして、ようやくここだと思った今の場所に移住したのが2018年。 長い年月、変わらず小さな一歩を積み重ねた結果、2023年の今年こうして無事そんな場がスタートしました。 ここに学びに来る方がいて、初めてこのリトリート村に息吹が宿り、 今回の皆さんの顔が来た時と、帰る時で全く違うのを僕は見させてもらい、この場がこれから多くの方にとって本当に意味のある場所だと僕自身もワクワク、そして感動してしまいました。 まだまだギリギリスタートが切れた状況ですので、山のような改装や、場を整える作業、まだまだやりたいことが沢山ありますが、それも僕にとっても皆さんにとっても生きた土地として、どんどん姿を変えていく様を共に楽しんでいければと思っています。 ここKuo Green Villageでの生活や伝えたい思いはできるだけ頻繁に、このブログや動画を使って皆さんにお届けできればと思っております。 ここで過ごす時間の中で、言葉でもなく、クラスでもなく、生活の中から何か感じ取ってもらえたら嬉しく思います。 定期的にリトリートを開催する予定ですし、皆さんのシャラの仲間とともに都合をつけてここまで来れるなら、プライベートリトリートも開催しています。 誰でも気軽に訪れられる場所として、いつでもご連絡ください。 ここに僕らの生活があるからできるリトリート村。 どうぞよろしくお願いいたします。

start KUO GREEN VILLAGE

何もないけど、全部ある。 無いことや足りないことばかりをみて、不平不満をこぼすのか。 あることに感謝をして、その状況を楽しむのか。 簡単なようで、難しいこと。 そんなことがこのリトリートヴィレッジで体感してもらえたら嬉しいです。 長年の計画の末、ようやく本日からヨガリトリートヴィレッジ始まります。 不便だけど、最高なリトリートを。 みんながこの地に来てくれること感謝です。

「Goa style」についてよく聞かれますが。

ナマステ。 僕はインドのゴア州に住む、Rolf氏とMarci氏に師事し、長年練習をしています。 僕は彼らからAshtanga Yogaを学んでいますが、Goa styleというものは学んでおりません。 Mysore styleの練習をしています。 僕はゴアで練習していますが、Goa styleではない。 なので、残念ながら僕にGoa styleが何かと聞かれてもちょっとお答えはできないです。

地球は先祖から受け継いでいるのではない、子どもたちから借りたものだ。

先日は、Ashtanga Yoga Kobeの誠也先生主催によるオンラインクラスにて、「食」について1時間半お話をさせていただきました。 ヨーガに出会う前から、食について考えるようになり、いつからか食や環境についてを軸として生きるようになりました。 そこから、ヨーガという生き方を学び、僕の伝えたい想いはヨーガというツールを通して、伝えるようになりました。 今回のオンラインクラスはそんな今までの想いを、様々な土地の人やライフスタイルの方に聞いていただけて、僕自身とても楽しませてもらいました。 「食」と一言で言えど、そこには様々な角度からの考え方があります。 何が正しくて、何が間違いということは何一つなく、 ただ、僕がお伝えしたいことは、知っているか、知らないか、というただそれだけだと思っています。 知らないことは、何を考えていいかも分からないですし、知っていれば、いくらでも考えることができます。 知っていて、考えないのも自由。知ったからこそ、考え行動できることへと繋がる。 僕の好きなネイティブアメリカンの言葉があります。 それは 「地球は先祖から受け継いでいるのではない、子どもたちから借りたものだ。」 食と環境は切っても切り離せない関係であり、環境と生物も切っては切り離せない関係だと思っています。 僕らの手で、これからの子供たちから何かを奪うようなことはしたくはありませんね。 今回のオンラインクラスの動画は、本来であればAshtanga Yoga Kobeのコミュニティ向けの配信でしたが、 主催の誠也先生とその後話をし、どなたでも見ることができるように公開してみようという形になりました。 ぜひ興味があれば、見てみてください。(いつ公開かは誠也先生次第!) そして、ありがたいことに、もっともっと話を聞いてみたいという多くの声をいただいたようで、定期的に「食」についてのお話を開催することになりそうです。 僕が伝えられる範囲のことですが、また色々お話しできることを楽しみにしております。 ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。

なぜ、大工の見習いになったのか

ナマステ。 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 前回の記事ではまた明日と書いておきながら、年を越してしまいました。 前回の記事でも書いたように、長きに渡り構想していましたヨガリトリート村を少しずつお伝えしていければと思っております。 なぜ、大工の見習いを始めたかというところですが、簡単に言えば、自分で建物を建てたいからです。 いえ、建てなければならないからです。 田舎に住み始めて、DIYは必須能力。 自分で家をいじれなければ、なかなか古民家での生活は大変です。 少しずつ直し続けた結果、我が家もだいぶ快適になりました。 全く工具に触れたことがない状態から、2年。それなりに思い描いたことが、一応形にはなるようになったのではないかなと。 アシュタンガでいえば、気持ちはアルダバッダパドモッターナーサナあたり。 知らんけど。 子供の頃は工作やプラモデルが好きでしたし、きっと気持ちは同じなのでしょう。家を建てたい。ただそれだけ。 いつになっても、どんなものでも、できることが増えることは嬉しいものですね。 あとは、自分で建てなければ村は作れない。ということ。 今回、リトリート村を作ろうとしている候補地は川沿いの何もない広大な敷地。 伸び切った草を刈り、山から水を引き、土地を整備して、建物を建てる。 この土地に理想の空間を作るにはとてつもない費用や労力がかかることでしょう。 僕にそんな資金はありません。 でも労力や手間はなんとかなります。 なのでその分、自分でどうにかするしかないわけです。 そうなれば、自分で家を建てるしかない。↓僕は素人で、つい最近DIYを覚えたばかり。↓ならば、修行するしかない。↓大工の見習いになる。 ということで、ヨガをもっと理想の環境で伝えるために、大工の見習いになったわけです。 ものすごい遠回りのようで、僕の頭の中では真面目に一番の近道であり、長い村生活を考えたら、今やっておかなければならない学びだと本気で思っているわけでして。 話せば、正直もっとたくさんの想いがあるのですが、継続してこうしてブログを続けるために、簡単に書き記していきたいと思います。 思いを全部書いていたら、次の記事はまた数ヶ月後になってしまう。 とりあえず、言いたいことは、 男ならば、家くらい建てられる男でありたい。 そういうことです。 では、また村の構想は次回。 素敵な一年にしましょう。 Om